入れ歯にするならインプラントのほうがいいとなんとなく分かっていても、詳しいメリットを知らない方も多いかと思います。そこで、インプラント治療を行うとどんなメリットがあるのかを解説します。
違和感なく美味しい食事ができる
インプラントにすると歯ぐきへの密着度が高くなり、本物の歯のような感覚で食事を楽しめます。一般的な入れ歯と違ってインプラントの場合は人工歯根を顎の骨に埋め込んで固定しますから、取り外すことなく自分の歯として使うことが可能です。噛む感覚も自然の歯と同様に強い力で噛めるので、違和感なく美味しい食事ができるメリットがあります。
高い審美性を持っている
さらに入れ歯の場合、歯と歯ぐきの隙間に食材が入ってしまうと、急激な痛みを感じてしまい、恐怖感から思いっきり力を入れて噛むことができなくなります。その点インプラントは隙間が生じないので、恐れることなく自然な噛む感覚で咀嚼できます。
インプラントには、高い審美性があることもメリットです。一般的な入れ歯では歯の色が異なってしまうので、いかにも「入れ歯」であることが分かってしまいますし、ブリッジなど金属部分が見えてしまうなど見映えの悪さが挙げられます。インプラントの上部構造にはセラミックを使用するので、天然の歯と同様の細工を施すことが可能です。インプラントの周囲の歯と同じ着色ができ、インプラントだけが目立つことはありません。また金属を使うこともなく、天然の歯と見映えが変わりません。
他の歯への影響がゼロ

このような高い審美性を持っているのは、インプラントだけになります。インプラントなら他の歯への影響がゼロなのがメリットになります。例えば、ブリッジなどで入れ歯を固定するために周囲の歯に頼る場合、天然の歯に切れ込みを入れるなどの細工が必要となり、健康な歯に負担をかける結果となってきます。上手く調整できなくなると、健康であった歯にキズがついて虫歯になったり、抜け落ちたりするケースも見られます。
まとめ
インプラントなら人工歯根を顎の骨に直接埋め込むので、他の歯への影響はなくなります。これは、残っている健康な歯を長く保つための大きなメリットとなってきます。入れ歯の中で最もメリットの多いのがインプラントと言えます。