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歯ぎしりや食いしばりの原因 | 歯ぎしりや食いしばりはストレス解消?

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりの原因

最も多い原因はストレス

歯ぎしりや食いしばりを起こしてしまう原因はストレスや生活習慣、噛み合わせや骨格など様々な要因が関係してきます。この中で最も多い原因がストレスであり、極度の緊張状態から歯を食いしばることで引き起こされるのが特徴です。

スポーツでの食いしばり習慣

睡眠中に行う無意識の歯ぎしりはストレス解消として行っていると考えられています。ストレスではなく、習慣やクセで歯ぎしりや食いしばりをしている方も少なくありません。スポーツを行う人など、力を入れる際に歯を食いしばっていることが習慣として身についていることが多く、その習慣が就寝中にも現れることがあります。起きている間もクセで口の筋肉に力が入っている場合もあるので、自身のクセについて客観的な視点で確認することも重要です。

酒やたばこの習慣

また、酒やたばこの習慣がある方も歯ぎしりや食いしばりの現象がよく現れます。酒を飲んだり、たばこを吸ったりすることで気持ちがリラックスできていても、過剰なアルコールやニコチンは体には良くないため、知らず知らずにストレスが蓄積されていきます。そのストレスにより、就寝中に歯ぎしりが起こり、改善できないと悪化していくので注意しましょう。

嚙み合わせの問題

上下の歯の噛み合わせが悪い場合も歯ぎしりの現象は起こります。歯の高低差が合っていないことで自然と歯ぎしりが起こるのが特徴。また、歯の詰め物に不快感を覚え、無意識に歯ぎしりをしてしまう場合もあります。今まで歯ぎしりを行っていなかったのに歯の治療を行ってから歯ぎしりの現象がある場合は、治療による影響の可能性も高いです。

子どもの歯ぎしりの原因

子どもの歯ぎしりの原因もストレスである場合も少なくありませんが、乳歯から永久歯に変わる段階の場合は歯の調整として行っている場合も多いので、永久歯が生え揃った後に症状がないのであれば、あまり気にする必要もありません。しかし、大人の歯ぎしりは体に様々な影響、問題を引き起こします。少しでも体調に不調を感じた場合は歯科医院に相談して、しっかり治療していきましょう。