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自臭症による口臭 | 思い込みによる口臭があるってホント?

口臭

口臭は自分では自覚しづらいものであり、多くの場合は周囲の人の表情や他人からの指摘によって気づくものです。虫歯や歯周病など口の中のトラブルが原因で、口臭を発することもありますが、これらは口の中のトラブルを治さない限り口臭が治まることはありません

口腔内乾燥(ドライマウス)が原因

口腔内乾燥(ドライマウス)が原因

ただ、瞬間的に口臭が発生してしまうこともあります。例えば、朝起きた直ぐの口の中や、緊張した時など、口の中の唾液が少なくなっている時には、細菌が多くなっているのでどうしても口臭が発生してしまいます。

しかしながら、これらの口臭は一時的なものであり、歯みがきをしたり水を飲んだりすれば唾液量が増えて、口臭は消えてなくなります。口腔内乾燥と呼ばれるドライマウスも、口臭の原因となってしまいます。口腔内乾燥(ドライマウス)とは、普段の日常生活において起きる症状で、何らかの原因によって口の中の唾液量が減ってしまい、口の中が乾いた状態になることです。

花粉症に悩まされる方の多くが、口腔内乾燥(ドライマウス)になりやすい状況にあるといわれており、花粉症で鼻が詰まり口呼吸になることで、口が乾いてしまうのです。

口臭があると思い込んでしまう自臭症

自臭症の症状と治すポイント

また、口臭には「自臭症」と呼ばれる症状があります。実際には口臭の原因となる口のトラブルもなく、その他の疾患もないにもかかわらず、周囲から嫌悪感を持たれるほどの口臭を自分は発していると思い込んでしまう、一種の病気にかかっている方もいます。

神経質な性格の方や繊細で几帳面な方に多く見られる症状で、ストレスの一種ともいわれています。専門家などから「あなたには口臭はないから安心してください」といわれて納得することが、自臭症を治すポイントになります。

自臭症であるかは、自分が必要以上に口臭を気にすることで判断できます。とにかく、口臭が気になる方や口腔内乾燥(ドライマウス)で困っている方は、歯科クリニックにお気軽にご相談ください。