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インプラントの手術 | 安心してください!手術が怖くて諦めている人

インプラント

インプラントの手術が怖いと思う方は、意外と多くいらっしゃいます。怖いことが先だって、インプラント治療を諦めている方がいるかも知れません。

インプラントの手術は外科手術

局所麻酔なので痛みは感じません

局所麻酔なので痛みは感じません

インプラント手術が怖いと思われることのひとつに、まずは外科手術であることが挙げられます。顎の骨にインプラントの人工歯根を埋めるといわれれば誰もが「痛そう!怖い!」とイメージするはずです。ですが、実際の手術時には局所麻酔を行うので、痛みを感じることはありません。骨に人工歯根を埋め込むので、ゴリゴリとした骨から伝わってくる音や感覚はありますが、これは痛みとは別物なので安心してください。

どうしても痛みに弱い場合は、静脈内鎮静法

どうしても痛みに弱い方は、静脈内鎮静法を利用すればうとうとと半分眠っているうちに、手術は終わってしまいます。静脈内鎮静法とは、全身麻酔とは異なる、精神安定剤を静脈に点滴する麻酔です。何となく音は聞こえていますが、ほぼ寝ている状態で気が付いたら手術が終わっているので、怖がる暇もありません。手術後には麻酔が切れると痛みが残りますが、痛み止めを処方しますので大丈夫です。痛み止めの服用は1週間ほど必要となりますので、職場や外出先に持っていくのを忘れないようにしましょう。

インプラント手術による術後痛みや腫れ

インプラント手術による術後痛みや腫れ

インプラント手術による術後の腫れは、手術の翌日から1週間ほど続くことがありますが、術後の腫れは傷口を治すための正常な身体の反応なので心配することはありません。術後の腫れは、ほとんどの場合、時間と共に自然に治まっていきます。 ただし、1週間以上腫れが続く場合や、傷口から膿が出てくるなどの症状がある場合は、早急にクリニックで対応してもらいましょう。外科手術なので、傷口からの出血も気になりますが、多くの出血には至りません。一般的な歯科で虫歯を抜歯したときくらいの出血なので、術後もガーゼを10分~20分ほど噛んでいれば治まります。

「骨造成」が必要な手術の術後の痛みや腫れ

なにかと怖いイメージのあるインプラント手術ですが、実は一般の歯科で行う親知らずの手術の方が、痛みは強く傷口も大きくなるケースがほとんどなのです。ただし、インプラントを埋め込む場所の顎の骨が薄い場合に行う「骨造成」が必要な場合は、術後3日~10日ほど痛みや腫れが続きます。

まとめ

いずれにしてもインプラントの手術後は、安静を心がけて入浴でなくシャワーで済ませ、飲酒は控えるなど過ごし方を注意するだけでも、痛みや腫れをおさえることが可能です。

コンパスメディカルグループの歯科クリニックは「口腔管理体制強化加算(口管強)」に認定されております。ご自身の歯でいつまでも健康な毎日を過ごしていただきたい、「食べる」を「支える」食支援クリニックとして、患者様、ご家族に寄り添った診療を心掛けております。
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この記事を監修してくれた人
日本歯科医師協会認定医

略 歴
昭和大学 歯学部 卒業/昭和大学大学院 歯学研究科 臨床系歯科麻酔科学 修了/昭和大学 歯学部 全身管理歯科学歯科麻酔科 助教/医療法人社団コンパス 常務理事

保有資格
歯科医師/歯学博士/日本口腔外科学会 認定医/日本外傷歯学学会 認定医

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監修記事インプラント歯医者さんコラム
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