コンパスメディカルグループのロゴ

開業15周年 詳細はコチラ
医科歯科健診コラムのボタン 講演・取材のご依頼ボタン

内科の看護師の仕事内容 | 外科と内科、外来と病棟の違いとは?

外来診療 看護師

内科では、幅広い病気の治療に対応する必要があります。それに伴い、内科で働く看護師の仕事内容も多岐にわたります。今回は、内科の看護師がどのような業務に携わっているのかをご紹介します。

「外科」と「内科」の違い

今回は内科での働き方に焦点を当てていますが、そもそも外科と内科にはどのような違いがあるでしょうか。外科は手術による治療が基本です。それに対して内科は、手術ではなく(検査結果に基づく)投薬などによって回復を図ります。治療部位に関しては、外科は神経・骨・関節・皮膚・歯など、内科は内臓・血液・神経などがおもです。また、病院に訪れた患者様の多くは、身体に不調を感じていても原因までは分かりません。そのためまずは、内科を受診するのが基本です。診断結果のもと、必要に応じて外科や他の診療科へ引き継ぎます。

内科の「外来」と「病棟」の違い

外来の看護師の仕事

さらに内科は「外来」と「病棟」の2種類に分けられます。外来と病棟では患者様の状態が異なるので、業務内容にも違いがあります。外来の看護師のおもな仕事は、診察の介助です。聴診の際に衣服を上げたり、診察台に乗る際に介助したり、診察がスムーズに進むように医師をサポートします。そのほか、初診時に採血や検尿、医師の指示を受けての点滴、注射、検査などに対応します。患者様の症状や病気の種類によっては、生活習慣指導も実施します。

病棟の看護師の仕事

一方、病棟では入院している患者様への対応をするため、外来で行う業務に加えて、入院生活の世話を行う側面もあります。バイタルチェックしながらその日の状態を観察します。食事・排泄・清潔に関する介助のほか、精神的なサポートも重要な仕事のひとつです。入院生活が長くなると、精神面での支えが大きな役割を持つようになります。

まとめ

このように内科の看護師の仕事はさまざまです。患者様によっても必要な対応は異なりますが、点滴や注射、内服の管理などがおもな仕事です。医師のサポートをして診療をスムーズに進め、患者様の心身を支えることが看護師には求められます。

コンパスメディカルグループでは、スタッフの働きやすさ「ワークライフバランス」の改善、異なる専門スタッフ同士の垣根ない連携「チーム医療」の追求により、日々最善の医療提供を目指しております。また、医科・歯科・健診の3つの事業、訪問・外来の2つの診療形態に従事する多様なスタッフが、互いにリスペクトし合い、フラットな関係で学び合える環境を追求しております。
患者様の「食べる」「寝る」「出す」を支え、一日をにっこり過ごしてもらいたい、そんな想いを持った仲間を募集中です。少しでも興味をいただけた方は、コンパスメディカルグループの採用情報を是非ご覧ください。

この記事を監修してくれたお医者さん
ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック 院長

略 歴
日本医科大学卒業/川崎幸病院 初期臨床研修/川崎幸病院 消化器内科/医療法人社団CMG ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック 院長

保有資格
日本内科学会 認定内科医/日本消化器病学会 消化器病専門医/日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医/日本病態栄養学会認定 NST研修修了/緩和ケア研修修了/難病指定医

監修医師プロフィールはこちら

お医者さんが監修した記事お仕事コラム外来診療 看護師
この記事をシェアする
医科歯科健診コラム | コンパスメディカルグループ