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外来診療の歯科衛生士の給与や休日、残業について | 平均的なデータ

外来診療 歯科衛生士

歯科衛生士として働くことに興味をお持ちの方が気になるのは、給与・休日・残業といった労働条件面でしょう。また、既に歯科衛生士として勤務しているが、自分の給与は他と比べてどうなのか、今後どうなるのかが気になっている方もいるのではないでしょうか。そんな方々向けに、外来診療の歯科衛生士の平均的なデータをご紹介します。

平均給与について

まず、平均給与については25.6万円(全国・令和2年)という数字が厚生労働省の調査で発表されています。手取り月収は約20.5万円、年収は約356.1万円です。ただし、地域や働く歯科医院の規模によってもばらつきがあります。歯科医院の規模が大きく、従業員数が多いほど、年収も高くなる傾向にあるようです。初任給の場合は、20万3500円で、あらゆる業種の初任給平均値である18万9909円より高めだということがわかります。そして、勤続年数が長くなり、キャリアアップしていくほど年収は高くなっていきます。

60〜64歳になると、平均年収は約418万円です。したがって、300万円代〜400万円代が平均給与となります。外来歯科衛生士の場合、パートやアルバイト、派遣で働く方も多くなっています。その場合の給与は時給になります。資格の要らない仕事のパート・アルバイトと比較して時給は高い傾向にあります。

休日について

休日は週休2日制のところがほとんどです。歯科医院の休診日である平日の1日と、土日いずれか1日が休日になります。平日休みがあるのは嬉しいのですが、連休にならないのはデメリットかもしれません。休日は曜日を固定にせず、シフト制にするなどして連休を作っているところもあります。また、医院によっては、週休2.5日や3日制の勤務体系をとっている場合もあり、その場合は給与面で違いがあります。

残業について

最後に残業についてです。アンケートによると、残業はないと答えた方が4割以上、月の残業が5時間未満と答えた方が約3割で、ほぼ残業がないということがわかります。まれに診療時間延長のため、器具の片付けや院内清掃で残業になってしまう場合はあるようです。

コンパスメディカルグループでは、スタッフの働きやすさ「ワークライフバランス」の改善、異なる専門スタッフ同士の垣根ない連携「チーム医療」の追求により、日々最善の医療提供を目指しております。また、医科・歯科・健診の3つの事業、訪問・外来の2つの診療形態に従事する多様なスタッフが、互いにリスペクトし合い、フラットな関係で学び合える環境を追求しております。
患者様の「食べる」「寝る」「出す」を支え、一日をにっこり過ごしてもらいたい、そんな想いを持った仲間を募集中です。少しでも興味をいただけた方は、コンパスメディカルグループの採用情報を是非ご覧ください。

この記事を監修してくれたお医者さん
日本歯科医師協会認定医

略 歴
昭和大学 歯学部 卒業/昭和大学大学院 歯学研究科 臨床系歯科麻酔科学 修了/昭和大学 歯学部 全身管理歯科学歯科麻酔科 助教/医療法人社団コンパス 常務理事

保有資格
歯科医師/歯学博士/日本口腔外科学会 認定医/日本外傷歯学学会 認定医

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