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男性も活躍!歯科衛生士としての新たなキャリアパス

男性歯科衛生士 外来診療 歯科衛生士

歯科衛生士という職業は、一般的には女性が多い職業のイメージが強いですが、実際には男性の歯科衛生士も存在します。2022年の政府統計(※1)によると、全体の歯科衛生士のうち男性はわずか0.11%、数としては少ないものの、男性歯科衛生士の数が増えてきているのは確かです。この記事では、男性歯科衛生士の現状と、その活躍の場について詳しく見ていきたいと思います。

男性歯科衛生士の現状

かつて、歯科衛生士は主に女性の職業として認識されていましたが、近年ではジェンダーにとらわれない職業選択が注目されており、男性歯科衛生士の数も少しずつ増えています。政府統計(※1)によれば、2016年には20代30代の若い男性が歯科衛生士として活動していましたが、2022年にはさまざまな世代の男性がこの職業に従事するようになっています。

このように、職場の多様性が進むことで、ジェンダーバランスが改善されつつあります。職場の多様化はチームワークや働き方にも良い影響を与え、さまざまな視点やアプローチが組み込まれることで、歯科医療の現場にも大きなプラスとなっています。

職場環境の広がり

男性歯科衛生士が増加することで、歯科医院の職場環境に多様性がもたらされています。従来、女性が中心となっていた現場に男性が加わることで、新しい視点や異なるアプローチが取り入れられ、職場全体の雰囲気が変化してきています。さらに、歯科衛生士の仕事は、比較的柔軟な働き方が可能であるため、ワークライフバランスを重視する男性にとっても魅力的な職業です。

歯科衛生士を目指す学生へのメッセージ

もしあなたが、歯科衛生士の仕事に興味を持っているなら、その選択は非常に価値のあるものです。歯科衛生士は口腔ケアを通じて人々の健康を支える重要な職業であり、多くの人に貢献できる場です。男性の歯科衛生士はまだ少数派ですが、その役割は確実に増えています。職場の多様性が進む中で、自身の強みを生かし、患者さまとの信頼関係を築くことができる職業です。

まとめ

男性の歯科衛生士は少ないものの、徐々にその数が増えつつあります。2016年では若年層の男性が中心でしたが、年々、幅広い世代の男性が活躍するようになり、職場の多様性が広がっています。男性歯科衛生士が増えることで、新しい視点や異なるアプローチが取り入れられ、職場全体の雰囲気が変化してきています。ジェンダーに関係なく、歯科衛生士という職業は人々の健康を支える重要な仕事でやりがいがあります。興味のある方は、ぜひこの職業に挑戦してみてください。

※1 衛生行政報告例 / 令和4年度衛生行政報告例 統計表 隔年報

コンパスメディカルグループでは、スタッフの働きやすさ「ワークライフバランス」の改善、異なる専門スタッフ同士の垣根ない連携「チーム医療」の追求により、日々最善の医療提供を目指しております。また、医科・歯科・健診の3つの事業、訪問・外来の2つの診療形態に従事する多様なスタッフが、互いにリスペクトし合い、フラットな関係で学び合える環境を追求しております。
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この記事を監修してくれたお医者さん
日本歯科医師協会認定医

略 歴
昭和大学 歯学部 卒業/昭和大学大学院 歯学研究科 臨床系歯科麻酔科学 修了/昭和大学 歯学部 全身管理歯科学歯科麻酔科 助教/医療法人社団コンパス 常務理事

保有資格
歯科医師/歯学博士/日本口腔外科学会 認定医/日本外傷歯学学会 認定医

監修医師プロフィールはこちら

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