求人を探す際に、お給料やお休み、職場までの距離や就業時間など、勤務条件・就業形態はとても大事な要素と思います。
今回は「コンパスメディカルグループ」の場合を参考にして、採用担当によく寄せられるご質問をピックアップして解説します。
医療系の業種で現在求職中の方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
① 固定残業代って何?
当グループでは、職種により違いはありますが月給の中に固定残業代が含まれている場合があります。
固定残業代とは「実際の残業時間にかかわらず、残業が発生してもしていなくても毎月定額で支払われる残業代」のことです。
固定残業代のメリット:
- 残業をしなくても固定の残業代が支給されるため、繁忙期・閑散期での給与の変動がない
- 仕事のやり方を工夫して残業時間を減らすよう業務の効率化に取り組める
固定残業代のデメリット:
- 会社によっては固定残業時間を超えても残業代の支給がされない場合がある
(コンパスグループは勤怠管理システムも導入しており固定残業代を超過した分はしっかりとお支払いいたしますのでご安心ください) - 固定残業代の時間ギリギリまで毎月残業が発生している場合がある
(職種により変動はありますが平均すると月5~20時間以内となっているため、固定残業時間ギリギリまでの業務が恒常的になるという事はありません)
★月給に含まれる固定残業時間数 (実際の残業時間ではありません)
・医師:40時間分
・看護師:20時間分
・歯科医師:40時間分
・歯科衛生士:20時間分
・歯科助手:なし
・医療事務:20時間分
・コーディネーター(訪問歯科):30時間分
② 「完全週休2日+祝日相当分のお休み」とは?
コンパスグループでは「完全週休2日」+「祝日相当分の休日」がお休みの数となっております。
「完全週休2日制」とは
1週間に必ず2日間の休みが確保される勤務形態です。一般的に、土日もしくは日曜+平日1日などで休みとすることが多いです。
コンパスグループも同様に各クリニックの開院状況や職種により変わりますが、土日や日曜+その他の曜日1日といったように、シフト制で運用していますが毎週2日はお休みが取れる環境です。
「祝日相当分のお休み」とは
通常企業では祝日があるとその日はお休みとなる場合がありますが、訪問診療などの業務では祝日も稼働することがあるため、祝日に出勤したら、その分のお休みを「別の日に取得できる仕組み」を「祝日相当分のお休み」と呼びます。
※コンパスグループでは年間の祝日相当数数を12日として、その数を「年間休日」の日数に加算する形で運用されます。
ただし、付与された祝日相当分の休みをいっぺんに使えるわけではなく、月毎に使用できる日数が設定されております。
【例】
2月:2日間
7月:1日間
12月:0日間 など
といった形で、月毎に使用できる日が変動するのです。
7月、12月で使える日が少ない!と思われたかもしれませんが、完全週休2日+祝日相当分の休日とは別に
● 休日3日(7~9月の間で使用)
● 年末年始休暇7日(12/29~1/4相当分)
が付与されますので、祝日相当分の休日を使用できなくても季節休暇を使用する事で、その月のお休みは多くなります。
コンパスクリニックの休日は法定休日と季節休暇などを合わせると年間125日以上となっており、有給休暇も法定通り別途付与されますのでワークライフバランスを保ちながらの勤務が可能な環境となっています。
※医師の休日数は勤務形態により変動するため、上記とは異なる場合があります。

➂ 実際の残業はどのくらい?
「医療職の残業時間がどのくらいか」といっても、職種やクリニックによって様々です。
参考程度となりますが、コンパスメディカルグループの各職種残業時間を以下に掲載します。
前述でも少し触れましたが、コンパスグループでの月の平均残業時間は5~20時間となっております。
★職種毎の月の平均残業時間数
・医師:5時間
・看護師:8時間
・歯科医師:8時間
・歯科衛生士:12時間
・歯科助手:12時間 ※歯科助手は固定残業時間がないため勤務した分だけ時間外が支給となります。
・医療事務:15時間
・コーディネーター(訪問歯科):20時間
平均するとこのような時間数となります。
月給に含まれる固定残業時間数を超えることは現状ほぼありません。