コンパスメディカルグループのロゴ

開業15周年 詳細はコチラ
医科歯科健診コラムのボタン 講演・取材のご依頼ボタン

労災保険二次健康診断等給付制度って? | 対象条件や費用負担

健康診断

健康経営の実践および維持を目的とし、健康診断における二次検査の受診率向上に取り組んでいる企業をサポートする制度のひとつに、「労災保険二次健康診断等給付制度」があります。

労災保険二次健康診断等給付制度とは

対象と条件

労災保険二次健康診断等給付制度とは、職場の定期健康診断などで異常の所見が認められた労働者が、1年度に1度、労災二次健康診断と特定保健指導を無料で受診できるという制度です。対象となるには、血圧・血糖・脂質・腹囲(BMI)の4項目に異常所見があること、脳・心臓疾患の症状を有していないこと、労災保険の特別加入者でないことが条件となります。4項目に異常なしという場合でも、異常所見ありと産業医が判断をすれば、対象となる場合があります。

費用負担

このような条件を満たすことで、労災二次健康診断の受診費用と特定保健指導の費用を国に負担してもらえます。労災二次健康診断では脳血管と心臓の状態を把握するために必要な検査を受けることができ、空腹時の脂質や血糖値の検査、HbA1c検査などを通して脳・心臓疾患の発症予防を図れます。医師または保健師の面接を通して栄養指導や運動指導、生活指導等を受けることも可能です。

二次健康診断等給付を受けるには?

二次健康診断等給付を受けるためには、まず「二次健康診断等給付請求書」に必要事項を記入して事業主の証明を受けます。次に一時健康診断の結果を証明できる書類を添付し、健診給付病院等を経由して所轄の都道府県労働局長に提出します。請求期間は、一次健康診断の受診日から3ヶ月以内なので注意が必要です。また、給付が受けられる回数は、1年度内(4月1日から翌年の3月31日まで)に1回のみとなります。

二次健康診断等給付を利用するには?

労災保険二次健康診断等給付制度を利用するには、先ほどご紹介した要件を満たす必要があります。そのため、実際に対象となる労働者はそれほど多くはありません。しかし、制度を利用すれば対象者は無料で二次健康診断や特定保健指導を受けられ、企業側も業務時間中の災害予防ができますので、双方にとって重要な制度といえるでしょう。

コンパスメディカルグループでは、医科・歯科・健康診断のチーム医療で地域の方々の健康と笑顔をサポートしております。地域密着型のクリニックとして、周囲の医療関連機関と連携しながら患者様、ご家族の希望を叶えるべく寄り添う医療の提供を目指しております。
医科・歯科・健康診断についてのご質問やご相談があれば、お気軽にコンパスメディカルグループへお問い合わせください。

コンパスの
訪問診療・在宅診療クリニックのご紹介

コンパスクリニックの訪問診療 バナーコンパスクリニックの訪問診療 バナー
コンパスメディカルグループ 医療法人順黎会 バナーコンパスメディカルグループ 医療法人順黎会 バナー

コンパスの
健康診断・内視鏡クリニックのご紹介

コンパスクリニックの健康診断 バナーコンパスクリニックの健康診断 バナー
コンパスメディカルグループ ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック バナーコンパスメディカルグループ ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック バナー
この記事を監修してくれたお医者さん
ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック 院長

略 歴
日本医科大学卒業/川崎幸病院 初期臨床研修/川崎幸病院 消化器内科/医療法人社団CMG ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック 院長

保有資格
日本内科学会 認定内科医/日本消化器病学会 消化器病専門医/日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医/日本病態栄養学会認定 NST研修修了/緩和ケア研修修了/難病指定医

監修医師プロフィールはこちら

お医者さんが監修した記事お医者さんコラム健康診断
この記事をシェアする
医科歯科健診コラム | コンパスメディカルグループ