歯科衛生士はやりがいのある仕事のひとつです。特に、女性の方におすすめのポイントがあります。その魅力や働き方の例を具体的にご説明します。
全国どこでも働ける
まずは、全国どこでも働ける点です。患者様の健康に携わる仕事なので、全国各地、あらゆる場所で働く機会があります。歯科医院・クリニック、病院、市区町村、介護保険施設と歯科衛生士が活躍できる場は豊富です。求人倍率も20倍以上であり、自分に合った施設・環境の職場を探すことができるでしょう。また、女性の場合は結婚、パートナーの転勤などで通勤が難しくなり、やむを得ず仕事を辞めなければならない場合があるかもしれません。そのような場合でも、歯科医衛生士であれば転居先での再就職も難しくはありません。
ワークライフバランスに合わせられる
復職支援
さらに、ワークライフバランスに合わせて仕事内容や量を決められるのも魅力です。結婚・妊娠を機に、自身の働き方を見つめ直す方は少なくありません。離職・出産後すぐに復職しなかったとしても、歯科衛生士の場合は復職支援を受けられます。
働き方の選択（常勤・非常勤）
あるデータによると、歯科衛生士として働く方の6割は常勤で、4割は非常勤です。つまり、自身のワークバランスに合わせて、働き方を選択できるということです。バリバリ働きたい方は常勤、家庭・育児・介護などの時間も大切にしながら働きたい場合には非常勤と、勤務体系から職場を選択するのもいいでしょう。
勤務時間の安定
医療に携わる仕事でありながら勤務時間が安定しているため、プライベートの時間が大切にできるのもメリットです。日勤がほとんどで、夜勤はない仕事です。急患が入ったり、診療が少し長引いてしまったりする場合はありますが、基本的に長時間の残業はありません。よって、仕事の時間とプライベートの時間をしっかりと分けて、充実した生活が送れます。
キャリアアップと社会貢献ができる
そのほかの魅力としては、キャリアアップを目指し、社会貢献が可能といったことがあります。日本歯科衛生士会では、歯科衛生士が経験を積み研修などを受けることで、さまざまな認定を与えています。専門分野の深堀りにより幅広い分野の知識を身につけ、一生キャリアを続けていける仕事です。
