一般内科の非常勤アルバイトとパートの給与
一般内科の非常勤アルバイトやパートの平均的な時給は約10,000円前後となっており、午前か午後の半日勤務で日給約38,000円から45,000円、1日勤務で約70,000円から80,000円ほどとなります。
一般内科は他の内科系の専門科目に比べて案件が多く、非常勤のニーズも高いのが特徴です。専門科目を受け持ちながら週1回や半日の勤務ができるため、子育て世代の女性にも働きやすい現場となっています。
急募や長時間勤務の一般内科求人
一般内科の求人の中には急募や長時間勤務の案件があり、その際には日給100,000円といった金額での募集がされている場合があります。
この場合、一般内科の内科外来、健康診断、予防接種の業務だけではなく、病棟管理や訪問診療、救急対応なども含まれるのが特徴です。
外来の場合は残業が発生することもありますが、残業代の有無は医療機関によって異なるため、就業以前に確認しておく必要があります。
非常勤医師の給与と時給換算
実は常勤医師の平均給与よりも、非常勤医師の日給の方が時給に換算すると高い傾向があります。常勤医師と同じく、週に5日、年間で280日間働く想定で計算すると、非常勤医師の年収は2,000万円以上になるケースもあります。常勤医師の平均年収が1,100万円前後であることを考えると、非常勤の方が効率良く稼げることになります。
専門性の高い分野やニーズが高い分野では平均日給もさらに上がるのが特徴です。
非常勤医師の給与差の理由
非常勤の方が常勤医師よりも平均日給が高くなる要因は人材確保のためです。常勤医師は年齢や専門科目、医療施設の立地など、条件によって業務内容が変化し、それに伴って給与も大きく変わってきます。しかし非常勤は業務内容が大きく変わることがないため、日給を下げてしまうことで、より高い給与の医療施設に人材が流れてしまう恐れがあるからです。
有能な人材を確保するために、どの医療機関も非常勤の日給を下げず高止まりしていることで常勤医師よりも高い平均給与となっています。
