過去の記事では「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」について簡単にご説明しましたが、
今回は当法人も導入している法定外福利厚生制度の「企業型確定拠出年金(企業型DC)」と「養老保険」についてご紹介します。
企業型確定拠出年金(企業型DC)とは?
企業型確定拠出年金(きぎょうがた かくていきょしゅつ ねんきん)、略して企業型DC(きぎょうがたディーシー)は、老後に備える年金制度です。
法人と職員が毎月掛金を積み立て、それを職員のみなさんが自ら運用していきます。
運用次第で、将来の受取額が変わる仕組みです。
受け取れるのは60歳以降ですが、税制優遇が大きく、効率的な資産形成が可能です。
「資産運用なんてしたことがない」という方、「どうすれば良いかわからない」という方も安心です。
「おまかせ運用」と「自分で運用」のどちらかを自分の希望に合わせて選択できます。
また、運用はせずに安全に資金を確保しておきたい…という方には、運用せずに資産を置いておける、「元本確保(がんぽんかくほ)」型も選択できます。
資産運用における成長は期待できませんが、元本確保だけでも税制優遇を受けられますので、将来に向けて安全に資産形成ができます。
※企業型確定拠出年金は、正職員が対象となります。

養老保険とは?
養老保険(ようろうほけん)とは、法人が保険金を負担して加入する、万が一に備える制度です。
保険期間中に万が一のことがあった場合は「死亡保険金」が、高度障害を負うことがあれば「障害保険金」が支給されます。
毎月の保険金は100%法人負担ですので、職員のみなさまには負担なく安心感を持っていただける制度です。
※コンパスメディカルグループで加入いただける養老保険は、勤続3年目(2年と1か月)の正職員の方が対象となります。
※個人で加入する養老保険とは内容が異なります。

まとめ


どちらの制度も、みなさんに安心して働き続けていただくため、みなさんの将来を支えるために法人が準備している福利厚生です。
もし今、転職を検討されている方がいらっしゃれば、「将来も安心して働ける場所かどうか」──そんな視点で、ぜひ参考にしてみてください。