はじめに
職場選びのポイントの一つに「福利厚生(ふくりこうせい)」があります。福利厚生とは、給与以外で社員が得る利益のことを指します。
ひとくちに福利厚生と言っても、その種類は様々です。
この記事では、福利厚生の分類と、コンパスメディカルグループで提供している福利厚生を例にしてご紹介します。
法定福利厚生と法定外福利厚生について
まず、福利厚生は大きく「法定福利厚生(ほうていふくりこうせい)」と「法定外福利厚生(ほうていがいふくりこうせい)」に分けられます。
法定福利厚生とは?
企業が法律で義務付けられている制度のことです。
具体的には以下のようなものがあります。
・ 社会保険(健康保険、厚生年金保険、雇用保険など)
・ 産休・育休制度
法定福利厚生はすべての職場で共通ですが、実際に取得しやすい環境が整っているかどうかは企業によって異なります。
例えば産休・育休制度があっても、取得実績や復帰しやすさは会社ごとに違うため、「実際に産休・育休の取得実績があるのか」を確認しておくと良いでしょう。
当法人を例にすると、女性職員(歯科医師も含む)の取得実績・復帰実績があり、復帰後の働き方についてもご本人の希望を尊重しながら相談しています。
また、女性だけでなく男性職員の育休取得実績もあり、性別を問わず制度を利用できる環境を整えています。
法定外福利厚生とは?
法定外福利厚生は、「企業が独自に提供する制度」のことです。会社ごとに内容が異なるため、その企業ならではの魅力を表すポイントになります。
当法人で提供している法定外福利厚生を例にご紹介します。
コンパスメディカルグループの法定外福利厚生
慶弔(けいちょう)
慶弔見舞金:結婚・出産祝金、弔慰金、見舞金などを支給します。
健康・医療支援
年1回の健康診断:法人負担で受診できます。
インフルエンザ予防接種補助:ワクチン接種を法人負担で受けられます。
歯科自費診療職員割引:歯科医院を運営する法人ならではの福利厚生として、インプラントやブリッジなどの自費診療を割引価格で受けられます。職員本人だけでなく、ご家族や友人も対象。
自己啓発・能力開発
スキルアップ支援制度:業務に関連するセミナーなどの受講料を法人が半額まで補助します。
財産形成支援
企業型確定拠出年金(DC):法人と職員が掛金を積み立て、職員が自身で運用する制度です。
養老保険:法人が保険料を負担して加入します。在職中にもしものことがあれば、死亡保険金や高度障害保険金が支払われます。
※いずれの制度も、対象者や金額に規定があります。

最後に
いかがでしたか?福利厚生について、少しでも参考になれば幸いです。
職場選びは給与や休日の日数、勤務地だけでなく「福利厚生の内容」も重要な判断基準になります。
福利厚生が充実した環境なのか、スタッフが安心して働ける環境を整えているのを事前に調べてみましょう。