配送や運転、移動を前提とした仕事に長く携わってきた方の中には、「この働き方に慣れてしまって、次の仕事が想像しづらい」と感じている方もいるかもしれません。
巡回健診の仕事は医療分野ではありますが、移動を前提に、現場ごとに段取りを組み立てていく働き方という点で、共通点が多い仕事です。
この記事では、健診チームの立場から、運転や移動が多い仕事と巡回健診の仕事が重なるポイントをお伝えします。
移動が前提の仕事で身につく感覚とは
運転や配送、移動を前提とした仕事では、単に「移動する」だけでなく、常に先を見越した行動が求められます。
たとえば、次のような感覚です。
- 時間に遅れないよう逆算して動く
- 天候や交通状況を考慮して余裕を持つ
- 現場ごとに条件が違うことを前提に準備する
移動そのものより、「どう動けば全体がスムーズか」を考える力が自然と身についています。
巡回健診も「移動ありき」で成り立つ仕事
巡回健診は、決まった場所に常駐する仕事ではありません。
学校、企業、高齢者施設など、さまざまな現場を訪問しながら健診を行います。
そのため、次のような点が日常的に求められます。
- 現場までの移動時間を踏まえた行動
- 搬入や設営を想定した段取り
- 次の現場や翌日の準備を意識した動き
移動を含めて仕事全体を組み立てる点は、運転や配送の仕事とよく似ています。

「現場が毎回違う」ことに慣れている強み
運転や配送の仕事では、訪問先やルート、状況が毎回同じとは限りません。
巡回健診でも、現場ごとに条件が異なります。
- 会場の広さや動線
- 受診者数や健診内容
- 一緒に動くスタッフの構成
毎回違う環境でも落ち着いて対応できる経験は、巡回健診の現場でそのまま活きます。

移動と作業を切り替える働き方の共通点
移動が多い仕事では、「運転」と「作業」を切り替えながら働く場面が多くあります。
巡回健診でも同様に、
- 移動
- 設営
- 現場対応
- 撤収
- 次の準備
と、場面ごとに役割を切り替えながら動きます。一つの作業だけに集中するのではなく、流れの中で動く働き方が共通しています。
無資格でも、現場を支える役割として関われる
巡回健診の仕事は、医療行為を行う仕事ではありません。
しかし、医師や看護師が安心して健診を行えるよう、現場を支える役割があります。
実際に働いているメンバーの多くも、医療業界とは異なる分野からスタートしています。
- 移動を前提にした仕事経験
- 現場ごとに対応してきた経験
- 段取りを意識して動いてきた経験
そうした積み重ねが、健診現場を支える力として少しずつ活かされています。

この働き方に興味を持った方へ
運転や移動が多い仕事に慣れてきた方にとって、巡回健診の働き方は、これまでの感覚を活かしやすい仕事のひとつです。
健診チームでは、初めての方にも現場の流れを丁寧に共有し、声をかけ合いながら一日を進めています。
「移動を含めて仕事を組み立てる働き方が、自分には合っているかもしれない」
そう感じた方は、ぜひ私たちの仕事や現場の雰囲気をのぞいてみてください。




