仕事の中で、学校や企業、施設の担当者と打ち合わせを重ねてきた方の中には、「自分の仕事は営業でも専門職でもない」と感じている方もいるかもしれません。
巡回健診の仕事では、まさにその“間に立って調整してきた経験”が、日々の現場を支える力になります。 この記事では、健診チームの立場から、学校や企業との打ち合わせ経験が、巡回健診でどのように活きているのかをお伝えします。
打ち合わせ経験で身についている力とは
学校や企業との打ち合わせでは、単に情報を伝えるだけでなく、相手の事情や背景を踏まえた対応が求められます。
たとえば、次のような場面です。
- 相手の要望を聞きながら現実的な進め方を考える
- 専門用語を使わず、分かりやすく説明する
- その場で即答できない内容を整理して持ち帰る
こうした経験は、「調整する力」として自然に身についています。

巡回健診は「事前の打ち合わせ」で成り立つ仕事
巡回健診は、当日の現場対応だけで完結する仕事ではありません。
健診を行う前から、すでに仕事は始まっています。
具体的には、
- 学校や企業の担当者との事前打ち合わせ
- 会場の使い方や当日の流れの確認
- 健診項目や人数に応じた段取りのすり合わせ
事前にどれだけ丁寧に確認できるかが、当日の現場を左右します。
「現場と現場をつなぐ」役割が求められる
巡回健診では、現場の医師や看護師、スタッフだけでなく、学校・企業・施設の担当者とも連携しながら進めます。
その中で必要になるのが、
- 現場側の事情を分かりやすく伝える
- 相手の不安や疑問を汲み取る
- 双方が無理なく進められる形を探る
打ち合わせ経験のある方ほど、「間に立つ感覚」に自然と馴染みやすいと感じています。
営業ではなく「現場を整える打ち合わせ」
巡回健診における打ち合わせは、売り込むための営業トークとは少し異なります。
大切にしているのは、
- 健診が安全に、滞りなく行えること
- 現場に負担がかからない進め方
- 当日困らないための事前確認
これまで“相手の立場を考えながら進めてきた打ち合わせ経験”が、そのまま活きる場面です。

無資格でも、医療を支える調整役として関われる
巡回健診の仕事では、医療行為を行う資格は必要ありません。
しかし、
- 医療スタッフが動きやすい環境を整える
- 学校や企業が安心して健診を迎えられるよう支える
といった形で、
医療の現場を「支える側」として関わることができます。
この働き方に少しでも重なりを感じた方へ
学校や企業との打ち合わせを通じて、「相手の話を聞き、現場を整えてきた」経験は、形を変えて活かせます。
健診チームでは、一人で抱え込むことはなく、現場や打ち合わせの進め方もチームで共有しながら進めています。
「これまでの調整役の経験が、別の形で役立つかもしれない」
そう感じた方は、ぜひ私たちの仕事や巡回健診の現場をのぞいてみてください。




