訪問診療とは、その名の通り医師や看護師、歯科衛生士などスタッフが施設やお家に訪問して診療するサービスです。
訪問の際は車での移動がメインとなりますが、求職者からよくある質問が
『医師(歯科医師)の運転業務は発生しますか?』
『運転する車って大きいですか?』
『マニュアル車の運転が出来ないのですが大丈夫でしょうか?』
などです。
今回は訪問診療の求人でよく聞かれる、この項目について当法人(コンパスメディカルグループ)を例にご案内します。訪問診療について興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
① 『医師(歯科医師)の運転業務は発生しますか?』
当法人の場合は、訪問診療時に「訪問診療コーディネーター」が同行いたします。
運転業務についてはコーディネーターが担当いたしますので、医師(歯科医師)の運転業務は発生しません。
「コーディネーター」と言われても、運転業務以外にはどういったお仕事を担当してくれるポジションなのか、いまいちわからない方も多いかと思います。こちらについても解説いたします。
訪問診療コーディネーターとは・・・?
訪問診療時に医師(歯科医師)・歯科衛生士・看護師と同行し、スムーズに診療が行えるようサポート全般を担ってくれる方です。
コーディネーターがいてくれるおかげで、医師(歯科医師)・歯科衛生士・看護師は診療に専念することができるのです。
具体的なコーディネーターのお仕事内容は主に、
- 訪問診療時の運転業務
- 診療機材のセット
- 事務作業(書類作成や診療カルテの準備)
- 物品管理(医療処置で使う機材の管理)
- 訪問施設での診療場所までの誘導業務
などを担当しています。
上記の通り、当法人の訪問診療では原則コーディネーターがおりますので運転業務ができなくても問題ございません。運転業務に不安のある「医師(歯科医師)・歯科衛生士・看護師」の求職者もご安心ください。
※当法人の場合では「歯科衛生士で運転業務も担ってくれる方に、(常勤・パート共に)別途運転手当の支給」をしております。(手当の有無は法人によるので、事前に求人詳細を確認しておく事をオススメします)
※訪問歯科診療・訪問医科診療で「訪問診療コーディネーター」「訪問診療ドライバー」など同行するスタッフの名称は異なりますが、基本はドライバーが同行し運転業務を担当するため、医師の運転業務は発生いたしません。

② 『運転する車って大きいですか?』
当法人の場合ですが、訪問診療時に使用している車は主にコンパクトカーとなりますので乗りやすい・運転のしやすい車種になります。
全車にナビも搭載していますので、道を覚えるのが苦手といった方でも安心です。
➂『マニュアル車の運転が出来ないのですが大丈夫でしょうか?』
こちらも当法人の場合ですが、全車ともAT車になるのでマニュアル車の運転は出来なくても問題ございません。
「訪問診療コーディネーター」「訪問診療ドライバー」で仕事を探している求職者も、普通自動車第一種免許(AT限定)の免許があれば多くの場合応募が可能です。
時々、人事部に「ペーパードライバーですが応募できますか?」とのお問合せをいただく場合もございます。
運転ブランクの期間などにもよるので一概には言えませんが、面接時に詳細をお聞かせいただきながら、ご縁がありご入職に至った際は先輩スタッフが同行するなどOJTにて研修を実施いたしますのでご安心ください。
ご希望の場合は入職後に実技+死角体験+標識テスト+座学の4つのコンテンツを受講いただける外部講習に参加いただくことも出来ます。
以上、運転に関するよくあるご質問について解説させていただきました。
「医療職」といっても、様々なスキルで患者さまを支えるポジションがございます、その他気になる疑問・質問などがあれば積極的に求人担当に問い合わせてみましょう。