イベントや展示会の現場で進行管理を担ってきた方の中には、自分の経験が別の業界でも活かせるのかと考えたことがある方もいるかもしれません。
実は、イベント現場で培われた進行管理や調整の経験は、巡回健診の現場と多くの共通点があります。
この記事では、私たち健診チームの視点から、イベント現場の進行管理経験が、健診現場でどのように活かされているのかを具体的にお伝えします。

イベント現場の進行管理とはどんな役割か
イベントや展示会の進行管理では、単にスケジュールを管理するだけではありません。
現場全体を見渡しながら、人・時間・流れを整える役割を担ってきた方が多いはずです。
具体的には、次のような動きが日常的に求められてきたのではないでしょうか。
- 当日の流れを事前に組み立て、関係者と共有する
- 進行状況を見ながら、必要に応じて順番や配置を調整する
- トラブルが起きた際に、現場が止まらないよう判断する
こうした役割は、表に出る仕事ではなく、現場を支える立場であることが多いのが特徴です。
健診現場にも求められる「調整役」という立ち位置
巡回健診の現場でも、同じように「調整役」が必要とされています。
健診現場は、多くの専門職とスタッフが同時に関わる現場だからです。
健診現場には、医師や看護師、検査スタッフ、受付や誘導を行うスタッフ、会場側の担当者など、さまざまな立場の人が集まります。
その中で、全体を見ながら流れを整える存在が、現場を支えています。
- 進行が滞っていないかを確認する
- 次の工程にスムーズにつながるよう調整する
- 現場の小さな違和感に気づき、先回りして動く
イベント現場で進行管理をしてきた方ほど、この立ち位置に自然と馴染むことが多いと感じています。
想定外が起きる前提で動くという共通点
イベント現場も健診現場も、すべてが事前の想定通りに進むことはほとんどありません。
だからこそ、「想定外が起きる前提」で動く姿勢が共通して求められます。
- 人の動きが予定とずれる
- 会場の導線が思った通りに機能しない
- 進行に遅れが出る
こうした状況に対して、冷静に状況を整理し、その場で流れを組み直す力は、イベント現場で培われてきた経験そのものです。
専門知識よりも重視される現場感覚
健診という言葉から、医療の専門知識が必要なのではと感じる方もいるかもしれません。
しかし、現場を支える調整役において重視されるのは、専門知識よりも現場感覚や段取り力です。
- 全体を見ながら動けること
- 人と人の間に立って調整できること
- 現場の空気や流れを読むこと
実際に働いているメンバーも、最初から医療や健診の知識を持っていたわけではありません。
これまでの現場経験を土台にしながら、少しずつ健診の流れを覚えていくケースがほとんどです。
健診現場で感じる、経験のつながり
健診チームとして現場に立っていると、イベント現場出身のメンバーから、「やっていることは意外と似ている」という声を聞くことがあります。
- 現場全体を止めないための動き
- 人の間に立って調整する役割
- スムーズに終えるための段取り
業界は違っても、「現場を支える」という本質は共通していると感じる場面が多くあります。

この働き方に興味がある方へ
イベント現場で進行管理をしてきた経験は、形を変えて活かせる場があります。
巡回健診の現場も、その一つです。
私たち健診チームでは、異なるバックグラウンドを持つメンバーが集まり、声をかけ合いながら現場を支えています。
これまでの経験を無理に変えるのではなく、少しずつつなげていく働き方を大切にしています。
「自分の経験も、誰かを支える形で役立つかもしれない。」
そう感じた方は、巡回健診の仕事や働き方を、ぜひ一度ご覧ください。




