コンパスメディカルグループのロゴ

開業15周年 詳細はコチラ
医科歯科健診コラムのボタン 講演・取材のご依頼ボタン
歯科医師(訪問)インタビュー

INTERVIEW

歯科医師(訪問)
川田 宏明さん

INTERVIEW

インタビュー写真

インタビュー

医療法人社団コンパス 2023年1月 入職
歯科医師(訪問)

川田 宏明

歯科医師になろうと思ったきっかけを教えてください。

もともと家族が医療系なので、幼少の頃から医者か歯医者かなと考えはずっとありました。進学の過程で教員の道に進んだことがありましたが、やはり諦めきれず、たまたま車で通える範囲に歯学部があったので、30歳を前に編入学して歯科医師になりました。

当法人に入職を決めたポイントは何でしたか。

家から電車1本で通える範囲で当法人を入れて3社を仲介業者に紹介してもらいました。当法人のクリニックで院長と同行して施設見学をさせて頂きました。その際、施設をまわっている感じや歯科医師と歯科衛生士とのやりとり等、働いているイメージが一番良かったです。また、摂食嚥下もやりたかったので摂食嚥下の専門家が在籍していることも当法人を選んだ理由のひとつです。

当法人に入職してみて感じたことは何ですか。

今までで一番働きやすい職場だと思っています。歯科衛生士さんは自分がやることがはっきりしていてしっかり動いてくれますし、お客様担当(コーディネーター)もしっかり付いてきてくれますし、付かない訪問先でも歯科衛生士さんがその分フォローしてくれます。
今までの職場では、歯科医師が車を運転して荷物を持ってお会計もしてと、歯科医師がひとりでやることが多すぎて永遠に終わらないと思える環境でしたが、当法人のように分業されて時間内に帰ることができるのは非常に有難いです。

訪問診療の歯科医師として大切にしていることは何ですか。

経営の観点を除き、患者様に対してということで考えると、しっかり会話をすることです。良い治療と悪い治療はないと思うのですが、できる治療とできない治療はあると思います。訪問先だと設備や環境に制限があるので、どうしても一番いい治療ができないこともあります。その中で患者様のご要望を聞きながら、一番良さそうな治療や薬を提案しても嫌だと仰った場合でも、会話しながらほかに選べる基準をたくさん提示してあげること。すごい痛みがあるような状態ではなければ、1か月以内で治療方針を決められるようにしています。訪問診療の良いところは、それをやっていても問題ないことです。
外来診療でそれをやると話が進まなくて時間枠で終わらない、再来院時も進まないとなれば、患者様も嫌がると思います。一方、訪問診療の場合は、ほぼ高齢者の患者様なので、よくお話をしてあげた方が喜んでくれますし、訪問時にお休みになられていたり、すごく元気な時もあり、お話するタイミングを見計らうことも大切です。
また、患者様が楽しみにしている施設のイベントをできるだけ邪魔しないように、隙間を縫ってできるだけ周るようにする等、患者様の時間に寄り添うことも意識しています。

やりがいを感じる瞬間はどんなときですか。

患者様としっかり会話できて、「ああ、これが良い」って喜んでくれることが一番のやりがいです。外来診療の場合は、お互いが時間に追われ焦ることで、説明をよく理解していなかった、勧められたから、覚えていない等、結局あとからクレームになったりすることがあるのですが、訪問診療の場合は、施設の方やご家族もお話を聞いてくれるので、そのようなトラブルは少ないです。

印象に残っているエピソードはありますか。

おそらく長い間入れ歯がない状態で歯も少なく、患者様自身もそれで良かったと思うのですが、やはり医学的に入れ歯を入れた方が良いと会話したところ、試してくれた患者様がいました。その結果、ご飯が多少固めでも食べられるようになったとか、思ったほど悪くなかったとか、喜んで頂いたときは勉強したことをそのまま活かせてよかったと嬉しかったです。同じように会話しても理解頂ける方とそうでない方がいます。この患者様は理解して頂けないだろうなと最初から諦めてしまうこともありますが、このように納得して頂けて喜んでもらえるとしっかり提案して良かったと思います。

訪問診療チームの中で歯科医師としてどのような存在でいなければならいと考えますか。

医療責任者として何かあったときはすぐに駆け付けて対応できるように意識しています。お客様担当がご家族や施設の方に連絡して説明や対応をしてくれますが、やはり最終的には何か話を聞きたいとなれば私に話が回ってきますので、そのような場合は早め早めの対応を心掛けています。
また、普段は日々変化する患者様の状態に対して、チームで結構意見を出し合って話し合いをしていますが、診療方針はぶれさず迷わず、できるだけはっきりと指示が出せるようにしたいと思っています。

患者様やご家族に対する接遇について、意識していることはありますか。

上からではなく、むしろ下から患者様の目線で会話するようにしています。またご家族が施設にいらしているようでしたら、できるだけ顔を出して患者様の日頃の様子やお口の健康状態について、日常会話のような雰囲気でお伝えしています。

どんな歯科医師が当法人の訪問診療に向いていると思いますか。

私たちの世代は、歯医者が増えすぎて、それこそ接客接遇のように患者様の話をちゃんと聞いて、他クリニックとの違う良さを出していかないといけないと大学で教わってきたので、意外と若い歯科医師の方が患者様との会話を大事にするので、訪問診療に向いているのかもしれません。ただ、業界的には今まで外来診療で勤めてきたけど何かしらの事情があって訪問診療に転職する歯科医師が多いイメージがあるので、若い世代が歯科医師になっていきなり訪問診療メインでやりたいという人はおそらく少ないと思われます。そこを何とかうまく引っ張ってこられるようにしたいですね。
あとは、やはり高齢者の患者様を本当に好きでいられるか、寄り添える目線を持ち合わせているかが重要かと思います。

当法人がもっと働きやすい職場になるために必要なことがあったら教えてください。

強いていうなら急患対応の整備です。原則、就業時間外の急患対応は受けておりませんが、場合によっては戻りが就業時間を過ぎて夜8~9時になる場合があります。また、対応される歯科医師は急患に近い歯科医師となり、その中で誰が向かうのか話し合ったりして決めるのですが、この時に納得できないケースが稀にあるようなので、公平に患者様と向き合えるようなちょっとした仕組みがあれば良いなと思っています。

今後の目標やキャリア形成はありますか。

今のところ明確なビジョンはありませんが、昔から外来診療と訪問診療を併設した高齢者施設だったり、私が子供が好きなので幼稚園併設の施設運営をやりたいです。もしくは、当法人でずっとお世話になりながら訪問診療をやっていくのもありかなとも考えています。

採用までの流れ

ご希望があれば応募前に
現場を見学することも可能です

約半日、現場スタッフが1日の流れや
働き方についてご説明いたします。
※訪問診療の場合、施設同行して見学することができます。