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訪問診療アシスタント(内科)インタビュー

INTERVIEW

訪問診療
アシスタント(内科)

伊藤 直樹さん

INTERVIEW

インタビュー写真

インタビュー

コンパスメディカルグループ 2016年3月 入社
訪問診療アシスタント(内科)

伊藤 直樹

訪問診療アシスタントになろうと思ったきっかけを教えてください。

入職してから5~6年間は歯科の訪問診療アシスタントを担当し、その後医科部門が大きくなるにつれて歯科と兼務、今は医科専任として訪問診療アシスタントをやっています。
歯科もはじめての経験でしたが医科も知識があったわけではないので、当時医科部長だった現理事長にひとつひとつ丁寧に教えてもらいました。

当グループに応募された経緯を教えてください。

前職が商店街にあるCDショップ店員でカラオケ教室の先生や生徒さん等のお年寄りのお客様に演歌のカセットテープやCDを販売していました。お年寄りと接する機会が多かったので、お年寄り向けの仕事に興味を持ち、職業相談所で歯科訪問診療を紹介してもらい、当グループに応募しました。

当グループに入職した当初は、どのような日々を送っていましたか。

すべてが知らないことだらけだったので、その日の仕事に追われていた、もうこれに尽きるような毎日でした。歯科のことも知らなかったですし、お年寄りといっても認知症を抱えた患者様も多かったので、デイサービスやADL(日常生活動作)が軽い方という入職前の私のイメージとのギャップも大きかったです。
また、歯科医師や歯科衛生士は未経験の私にも真剣に向き合ってくれ、時には叱りながら、すべてを教えてくれましたので、当時の私には厳しいと思ってしまうこともあったかもしれません。
お年寄りに接する仕事といっても趣味を楽しまれているお年寄りに好きな音楽を販売することと、歯科の患者様へ訪問して診療することは生死が関わる別次元の仕事です。今となっては、良い意味で叱られないというのと、見放されることは違いますし、叱られることは悪いことではなく、すべてを教えてくれている、気にかけてくれていると思って感謝しています。

当グループの接遇力強化の取り組みについて、どのような印象を持ちましたか。

入職当時は、自分や他スタッフの一日の出来事でポジティブになれることを紙に書くか入力して共有していこうという取り組みがありました。ただ、患者様やご家族への対応に関しては常識範囲の社会的モラルを意識した当たり前の内容でしたし、主なご案内や説明は事務長がやっていましたので、特に接遇力を上げようというようなことは言われた記憶がありません。
あれから7~8年が経ち、今は目の前の患者様やご家族へのスタンダードな対応のみならず、理事長からの発信やクレドの制定、クレドポスターの社内掲示のように目に見えて接遇力向上を当グループが目指しているんだと理解しています。私自身は前職の販売業のときから、接遇だからといって特別に何をしなければならないというようなことはなく、患者様に対してもお客様同様に仕事の本質的なこととして丁寧に接しています。

インタビュー

訪問診療アシスタントとして最も大切だと思うことは何ですか。

私がなんでこの仕事始めたのか、続けられているのかにも通じることなのですが、医師が診察されるお年寄りの患者様が好きだってことが最も大切だと思います。その患者様に診療アシスタントとしてどのように対応できるのかが重要で、もっと対応できるようになりたいと日々努力しています。
また、認知症の進行具合に関係なく患者様への礼儀礼節あるコミュニケーションも大切にしています。例えば些細なことですが、患者様に伝わるかどうか別にして、ご自宅へ訪問する際に「お邪魔します」「失礼しました」と必ず挨拶するようにしています。診察の際は、医師は診療が第一になりますが、私たち診療アシスタントは患者様に失礼がないように目上の方に対する対応を心掛けています。

お年寄りが好きになったきっかけや理由があれば教えてください。

人と会話したりコミュニケーションをとることが好きなのと、今思えば祖父母との同居生活がきっかけのひとつかもしれません。その後の大きなきっかけとしては、前職のCDショップ店員だった頃、もともとは演歌を知らなかったのですが、歌手や曲を調べながら、お年寄りと演歌について会話することがすごく楽しみになったからだと思います。
初めの頃は、歌手や曲を探すことが難しくて、知識を貯めこむことからはじめた。しかも、お店があったエリアは比較的言葉遣いがきつめの土地柄だったので、きつめの言葉で会話されるお年寄りも多く、接し方が難しいと感じていました。しばらくして知識が詰め込まれて、会話ができるようになってからは楽しいって思えるようになりました。今の訪問診療も同様、医療の知識が育まれて私自身が成長することで、患者様との距離感がどんどん縮まっていき次第に愛着が芽生えてきたのだと感じています。

訪問診療アシスタントの仕事において、最もやりがいを感じる瞬間はどんなときですか。

医師から患者様のパーソナル情報やお薬のこと、紹介状のこと、今の状態等を聞かれる瞬間です。聞かれることは信頼関係の表れだと思っています。
また、日常生活の中で医師と接する機会がほとんどない中、ノンライセンスで医師と医療についてコミュニケーションをとりながら仕事ができることもやりがいのひとつです。数年前まではわからなかったお薬の名前も自分で知識を深めていき、医師とそのお薬の話ができるようになることは医師の右腕として診療のアシスタントができていると実感でき、やりがいを感じる瞬間です。

患者様やご家族とのコミュニケーションの中で働きがいを感じるのはどんなことですか。

私が訪問すると、いつもニコニコしてくれる患者様がいらっしゃることです。医師からも私がいるから患者様が喜んでるよって言ってくれることが、働きがいになっています。自分の日々の対応がその患者様や施設の看護師、医師にもそのように映ってるのかなと思うと嬉しく思います。

チーム医療において、訪問診療アシスタントが果たす役割にはどのようなものがあると思いますか。

施設の看護師や薬剤師との懸け橋だと思っています。私がいなければならないっていう訳ではなくても、私がいることで各職種の医療スタッフが円滑に仕事ができるというような役割を担っています。全部に目がついているんじゃないかと思うほどすごい気配りができる同じ診療アシスタントの先輩がいます。その人を目標にまだまだ見習うべきところはたくさんあると思っています。

取り組んでみたい働き方改善があれば教えてください。

医科の訪問診療は、事業規模の拡大に伴い、スタッフも増え体制強化の過度期なので、拠点や担当によっては業務過多になっているところもあります。診療アシスタントと看護師、医療事務の業務整理、業務の標準化が必要と考えています。
私も決して対岸の火ではなく、自分にできることはないか、協力できることはないか模索しながらも、まずは自拠点の体制強化に努めたいと思います。

インタビュー写真

今後の目標があれば教えてください。

近い将来の目標は、看護師が働きやすい環境を作っていきたいと思っています。看護師長や他拠点含めた看護師と会話しながら、診療アシスタントとしての役割、動き方について考え着手していきたいです。
その先の目標としては、やはり事務長を目指したいと思っています。事務長というポジションにただなりたいというわけではなく、事務長の仕事量や職場環境、人間関係の改善にもしっかり目を向けて意見を出していきたいです。
また、事務長以外でも事務所スタッフがより働きやすくなるような役割も担っていき、法人全体を良くしてい れば嬉しいです。

訪問診療アシスタントの入職を検討している方にメッセージをお願いします。

まずはやってみることが一番だと思います。私も何も知らないところから歯科を経験した後、医科に異動し、ほぼゼロから医科を学び、今まで続けることができています。知らないからやらないではなく、知らなくてもやってみようと感じ取ってほしいです。
私がこの仕事をやってみて良かったのは、今後の人生に役立つところです。両親が今後、歳を重ねて認知症になったらどのような状態になるのか、どんなライフプランが必要なのか、どんな施設を選んだら良いのか、今の仕事を通して自分の経験として非常に勉強になっています。

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※訪問診療の場合、施設同行して見学することができます。