看護師になろうと思ったきっかけを教えてください。
看護師になりたかった母親から看護師を勧められたのがきっかです。私も手に職をつけたいという想いもあり、この道を選び長年病院で勤務しておりました。
INTERVIEW
看護師(訪問診療)
光木 真由さん
医療法人社団コンパス 2023年1月 入社
訪問診療 / 看護師
光木 真由
看護師になりたかった母親から看護師を勧められたのがきっかです。私も手に職をつけたいという想いもあり、この道を選び長年病院で勤務しておりました。
もともと訪問診療の看護師という仕事に興味があったのと、夜勤がないというような働く環境の変化もポイントでしたし、訪問診療の経験がなくても医師がそばにいてくれることの安心感からやってみようと思いました。
面接の時から非常にアットホームだったんです。訪問診療という新たな領域に進むことの不安がある中、面接の時からすごく雰囲気が良くて、もうここに入りたいと思っていました。
面接してくれた人事や事業担当の方からは、「訪問診療の看護師を常勤として初めて置くので、今までの病院勤務の経験を活かしながら訪問診療の看護師のお仕事を一緒に作っていってほしい、力を貸してほしい」と仰って頂けたので、「私で良ければ、ぜひ力にならせてください」と返事をしました。
実際に中に入って仕事をしてみても、皆さんが良い人ばかりで、ホント良くして頂いており、面接時に感じたアットホームな雰囲気そのままです。
もうとにかくスペシャリストの方々がすごくいらっしゃって、クラークさんは診療や施設、患者様など様々なことに精通し素早く対応していたり、医療現場以外でも各拠点の医療事務さんから急ぎの対応はじめ常に迅速にバックアップしてくれており、チーム力が非常に高いという印象です。
病院勤務のときは対患者様・ご家族しか関わりがありませんでしたが、施設の方々への配慮まで丁寧にされており、これから私が学ぶべきことだなと感じました。
対患者様・ご家族への言葉遣いや施設様への親切丁寧な電話対応などの目の前の対応以外にも、救急搬送の際の病院の選定、紹介状を書く際もご家族が通いやすい病院を選定するとか、病院以外にも患者様がこの先に行くべきところの選定まで細かく対応しているなど、患者様の将来についてもしっかり慮っていることにびっくりしました。
スタッフの皆さんから配慮して頂いて、何一つ苦を感じていません。
訪問診療の看護師という法人として新たなポジションのメンバーでありながら、チームの一員として、私がいないとき、いないところの話も共有してくれたり、仲間に入れて頂けているアットホームな仲間意識を感じています。
また、当然診療の決定権は医師でありながらも、診療の場にいる医師やクラーク、看護師のチーム内では人間関係がしっかり築かれているため、垣根のないフラットな関係があります。そして、診療の場以外では初めは少し緊張しましたが、車での移動時間や一緒に食べるランチタイムがほぼ雑談の楽しいコミュニケーションの場となっています。
責任感です。向き合っているのが命なので、責任が重い仕事です。また、医療はチームで行うものなので協調性は必須かなと思います。
私は、病院勤務だった頃、患者様との直接的な関わり方にやりがいを覚えていましたが、今は医師と施設の看護師さん、私の3人で診療方針をディスカッションしたり、医師のとなりで診療補助に携わっているときに感じる『一緒に診療をやっているなあという実感』が私のやりがいのひとつになっています。
また、当法人では訪問診療に看護師を同行させるようになったのが、私の入職と同じタイミングだったのと、私自身も訪問診療が初めてだったので、医師や施設の看護師さんとのより良い関係性作りや患者様やご家族、施設の方々から求められている訪問診療の看護師としての役割を日々模索しながら経験できていることもやりがいに繋がっています。
患者様から「いつも先生にはよくしてもらっていて、本当に有難いです」とか施設の方からも「コンパスの方にはいつもお世話になっているんです」というようなお声を直接耳にするたびに診療の誠実さが伝わっているんだと嬉しく励みになります。
当法人の訪問診療の看護師自体の存在価値や役割を知ってもらうこと、そして医師やクラークでは補えきれない施設の看護師さんが必要としているであろうことを看護師だからこそ理解し汲み取り、橋渡しとなることが求められていると思っています。
直近では訪問診療における看護師の立場を明確にするため、業務の理解をさらに深めていきたいです。そして、今後看護師が増えていけば、みんなで研鑽できるような勉強会を計画・開催したり、学会に参加したりしながら、看護師業務の質を担保する役割を担っていきたいです。